より速く走るには?
GXは他のレースゲームと違い、最高速度の際限がありません。
そこで、常時高速状態を保ち続けるようなブースト配分を取り入れることでタイムが飛躍的に伸びる可能性があります。
ブーストは単発で使ってもあまり効果が得られません。
かと言って、ただブーストボタンを連発していても1500〜1700km/hくらいが限界です。
切れ目なく連発しているつもりでも必ずブーストとブーストの間には硬直時間があり、その間に減速してしまうからです。
では、どうすれば速度を伸ばせるのか?
単純な話、硬直時間にダッシュプレートを踏み、減速する隙を消せばよいわけです。
すなわち、ブーストで加速→ブースト効果が切れる直前にダッシュプレート踏む→またブースト
という流れを作ると自然と高速疾走が可能となるのです。
また、気をつけなければならないのが、ブーストとダッシュプレートの効果を重ねないことです。
例えばダッシュプレートを踏む直前にブーストを使用したとします。
このとき、確かに通常のブーストよりも加速は大きくなるのですが、
先に説明した「効果が切れる直前に次の加速につなげる方法」に比べ、明らかに加速幅は小さくなります。
前作「F-ZERO X」ではブースト状態でダッシュプレートに乗っても、その瞬間にブースト効果が消え、
エネルギーの減少も止まったのですが、GXではブースト状態が続く性質上エネルギーの減少は止まりません。
加速幅とエネルギーの消費量を考えると、そこにかなりの無駄があることがお分かりいただけると思います。
文章だけでは分かりづらいので実際に動画で検証してみましょう。
「コースはソニックオーバル、ブースト回数5回、ダッシュプレート1回踏み」という条件の下でタイムの比較をしてみます。
1. ブーストを単発で使用した場合 タイム:19"086
2. ブーストとダッシュプレートの効果を重ねてしまった場合 タイム:18"303
3. ブースト間の減速(硬直)時間中にダッシュプレートを踏む場合 タイム:17"977
この結果からも、ブーストの使い方によってタイムが大きく変動することが分かります。
文頭にも書きましたが、いかに高速状態を長時間維持できるかが重要なわけです。
◆まとめ
ブースト間の硬直時間にダッシュプレートを踏み、減速させない走りが理想的。
加速効果を重ねないようにブーストを使用するタイミングを把握する。